南アフリカのワインメーカーに打撃《未曾有の干ばつ》
南アフリカの農業セクターが昨年の破滅的な干ばつの影響に苦しんでいる。そんななか、同国のワインメーカーはブドウ畑を襲った猛暑の影響とも闘っている。
乾ききった畑のあと(南アフリカ中部の自由州)=ロイター
南アは昨年、1904年に統計が始まって以来最悪の干ばつに見舞われた。西部に集中するワイン生産地域の大部分を含め、国の多くの地域がまだ降水に恵まれていない。
業界はブドウ生産量の急減に身構えている。「ここしばらく、ものすごく乾燥している」。南アの主要ワイン協同組合に源流をたどる大手ワインメーカー、KWVのブドウ栽培専門家、マルコ・ヴェントレラ氏はこう言い、「一般に、KWVの農家では、おしなべて20%(の生産減少)になるだろう」と付け加える。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98553740X10C16A3000000/
「名ワインの産地には必ず霧が出る」GQ JAPAN編集長・鈴木が語る
ガヤといえばピエモンテの王者ですね。ピエモンテは英語読みすると、ピードモント。ピードはペド、つまり足のことです。
ペダル(=足で踏み込む板)のペドと同じ。モントは山。すなわち山の足元ということで、実際、ピエモンテ州はアルプスの南西の麓にあります。

州都のトリノは、山のふもとからほんの数十キロしか離れていなくて、緯度はボルドーと同じぐらい。それでアルプスが近いとなると、寒暖差が激しい高原性の気象条件ゆえの冷涼感のあるワインを予想することができ、実際にそうなんです。
イタリアベストのワイン産地はどこ?と聞かれたら、僕は迷わずピエモンテと答えるね。ワインの名産地の例に洩れず、ここも午前中は霧が出ます。余談ですが、『ミラノ 霧の風景』(白水社・須賀敦子著)という素晴らしい本があって、なぜミラノに霧が出るのかといえば、ほど近いトリノを通るアルプスを源流とするポー川の存在が大きいと書いてあります。
ボルドーにもやっぱりジロンド川があるし、ブルゴーニュにはアルプス源流の川が交錯しています。山と川はワインにとって大事な条件だよね。
シト モレスコ 2013
元記事はこちらからどうぞ
出典:GQ JAPAN(Web)http://gqjapan.jp/life/food-drink/20160218/gq-presents-luxe-presents-16apr
バレンタインとワイン
ワインはバレンタインの主役「チョコレート」とも相性が合いますね。
チョコレートに添えてワインを贈ったらオシャレですよね。
チョコレートとよく合うといわれているがポートワインです。
あらためてポートワインについて調べてみましょう。以下はWikiちゃんに聞いてみました。
Wikiちゃん曰く ------
ポートワイン(英語:Port Wine)またはヴィーニョ・ド・ポルト(ポルトガル語:Vinho do Porto)はポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン。日本の酒税法上では甘味果実酒に分類される。ポルト・ワインともいう。
ポートワインは、まだ糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるのが特徴である。この製法によって独特の甘みとコクが生まれる。また、アルコール度数は20度前後と通常のワインの10〜15度に対し5〜10度程も高く、保存性が非常に優れている。このためポートワインは一度封を切っても通常のワインのように急激な風味の劣化、変化が起こることはなく、またタンニンの多少によらず長期保存が可能である。ベースとなるワインはあちらこちらで作られているが、最終的に熟成する地域が指定されていて、そこで最低3年間、樽の中で熟成されたものだけが、ポートもしくはポルトと呼ぶことができる。長いものは樽の中で40〜50年と熟成を経て、だんだん香りを芳醇にして味わいをまろやかにしていく。
赤と白があり、赤は輝くルビー色で「ポルトガルの宝石」と称されている。一般に、白は「食前酒(アペリティフ)」としておつまみなどと一緒に、赤は「食後酒」としてチョコレートや葉巻などと一緒に飲まれている。
以上 Wikiちゃんでした。
